ロボアドバイザーって大丈夫?
こんな疑問を解消します。
楽ラップが気になる人、楽ラップで資産運用を検討している人は参考にしてみてください。
・楽ラップの特徴
・楽ラップのメリット、デメリット
・筆者の運用実績
この記事を書いている人 ▶︎ IG
- 運用資金:800万円
- 投資歴:15年
- 運用先:FX自動売買、S&P500、ロボアドバイザー、つみたてNISA、iDeCo、ポイント投資、仮想通貨、外国株
目次
楽ラップとは
楽ラップとは楽天証券が提供するロボアドバイザーのサービスです。
ロボアドバイザーとは投資の購入銘柄、売買のタイミングを最新のAIに全部おまかせし、資産運用をしてもらう最近流行りの金融商品です。
ほったらかしにしておいても資産が増えていくため、投資の知識、銘柄の選定も不要、売買の手間もかからないため人気を集めています。
楽ラップの運用について
楽ラップの運用については世界的にも実績のあるマーサー・インベストメンツのアドバイスに基づいて決めれれています。
マーサー・インベストメンツとは
マーサーは40年以上にわたり約24ヵ国において、年金、保険会社、富裕層、財団、慈善団体、銀行など様々な投資家に、資産運用コンサルティングおよびソリューションを提供する世界的なリーディングカンパニーであり、グループ全体で2,000億米ドル超※の運用受託資産を運用しています。引用:楽ラップの運用
楽ラップの運用実績
次に2020年7月15日から10万円で運用をスタートした筆者の楽ラップの運用実績です。
※9月17日現在
14ヶ月の運用で収益率29%超えと高いパフォーマンスを発揮しています。
楽ラップの5つの特徴
続いて楽ラップの特徴をみていきます。
- あなたのスタイルに合った9つの運用プラン
- 下落ショック軽減機能
- 為替の影響も考慮した運用
- 少額から始められる
- 自動積立でラクラク運用
2分で診断! あなたのスタイルに合った9つのプラン
楽ラップは運用を開始する前にあなたに合ったプランを無料診断してくれます。
たった2分でできる16の質問に回答するとあなたにぴったりの運用コースを提案してくれるので運用コース選びに悩む必要がありません。

運用コースには保守型〜かなり積極型まであり、リターン重視やローリスクなどの特徴があります。
積極型の場合は株式の比率が高く、
保守型に近づくほど債券の比率が高くなります。
ちなみに楽ラップの公式サイトで報告されている運用コース毎の利益率は以下の通りです。
運用コース | TVT機能 | 収益率 |
かなり積極型
|
あり | 35.26% |
なし | 43.75% | |
積極型
|
あり | 30.66% |
なし | 37.41% | |
やや積極型
|
あり | 24.41% |
なし | 30.15% | |
やや保守型
|
あり | 18.59% |
なし | 22.46% | |
保守型 | なし | 15.09% |
平均 | 28.64% |
運用期間:2016/7/4〜2020/8/31
引用:楽ラップ運用状況
下落ショック軽減機能(TVT機能)
楽ラップには下落ショックを軽減する機能がついています。
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズからの情報を元に株価の大幅な下落の前に資産分配を変更してくれます。
これにより資産評価額の下落を防ぎ、株価が盛り返してきたら資産分配を戻すというとても優れた機能です。

運用コース選択する時に下落ショック軽減機能の有無を選ぶことができます。(保守型以外)
TVT機能は、株式市場の値動きが大きくなり、その状況が継続すると見込まれる場合に、一時的に株式の投資比率を下げ、債券の投資比率を上げることで、資産全体の値動きのブレを軽減するための機能です。
※TVTは、Target Volatility Triggersの略称です。
引用:楽ラップ TVT機能とは
ちなみに債券の投資比率を上げているうちに株価が急回復したりすると儲け損なってしまう可能性もあります。
為替の影響も考慮した運用
楽ラップは為替の影響も考慮して国内の投資信託にこだわって投資しています。
国外の投資商品は低コストのものもありますが、国外の投資信託は購入時や換金時の為替レートで損失を被るリスクもあります。
ですが国内ファンドであれば、日本円で購入・換金するため為替リスクはゼロです。
楽ラップはそう言った為替の影響も含めてリスクを抑えた運用をしています。
少額から始められる
楽ラップは1万円から運用を始められます。
以前は最低10万円は必要でしたが1万円から運用を始められるようになりました。
10万円だとちょっと、、、という人も1万円であればお手軽に始めることができますよね。
自動積立でラクラク運用
楽ラップは積立運用もできます。
資産運用の王道は
です。
長期・分散に加えて積み立て運用をすることでよりリスクを抑えて安全に資産を形成することができます。
資産運用のリスクを抑える方法についてはこの記事を参考にしてください↓
資産運用でリスクを抑える4つのポイント【初心者向け】
自動積み立て設定は1万円〜可能です。
楽ラップの4つのメリット
- ほったらかしでOK
- 手数料が選べる
- 専用口座不要
- 楽天ポイントが貯まる
ほったらかしでOK

楽ラップはあなたの運用コースにあった金融商品を分散で購入し、利益が出た際には売買も行ってくれます。分配金が出た際にはまたそれを再投資し運用効率を高めてくれます。
定期的に資産分配の見直しをし常にベストな運用をしてくれます。
つまりあなたは何もする必要がありません。
完全にほったらかしでOKです。
投資の知識も、経済の勉強も、相場を読む力も必要ありません。
完全ド素人でも、ズボラでも大丈夫。
全部楽ラップにまかせてOKです。
手数料が選べる
楽ラップでは運用の手数料を選ぶことができます。

固定報酬型
毎月、運用資産残高に一定の比率をかけた金額を手数料として支払う方法です。

固定手数料は最大年率は0.715%。
運用資金が1,000万円を超えると安くなります。
ファンド費用は最大で0.248%なので手数料は最大で0.963%となります。
成功報酬併用型
固定報酬に加えて、一定期間の運用成果に応じた成功報酬を手数料として支払う方法です。

成功報酬型でも運用資金が1,000万円を超えると固定の手数料は安くなります。
成功報酬型は運用によってトータルで支払う手数料が変わってきます。
例えば100万円で1年間運用し5%の運用益が出た場合、
固定手数料は6,050円 ファンド費用は最大で2,480円 成功報酬は 50,000円 × 5.5% で2,750円で 11,280円となります。 |
選ばれているのは固定報酬型
気になる損得の分岐点は収益率2%です。
1年間の収益率が2%を超えてくるようなら固定報酬型の方がお得になります。

2018年4月において、楽ラップ契約者のうち約70%の人が固定報酬型を選択しています。
年利2%は余裕で超えてくると思ってるので僕は迷わず固定報酬型にしました。
ちなみに手数料のコース選択は約1年ごとに変更可能です。
専用口座不要

通常ロボアドバイザーで資産運用をするには専用口座が必要ですが、
楽ラップの場合、予め楽天証券の証券口座を持っていれば新たに専用口座を開設する必要はありません。
証券口座は持っているのにロボアドのためにロボアド専用口座を開設したり、アカウントの管理をするのは意外と面倒です。
1つの証券口座で管理できるのは圧倒的に楽です。
楽天証券の証券口座を持ってない人は口座開設が必要です。
楽天証券の無料口座開設はこちら▷
楽天ポイントが貯まる

ハッピープログラム × マネーブリッジ (スイープ) でポイントGET |
楽天銀行と楽天証券の資金移動をスムーズにしてくれるマネーブリッジと楽天銀行のハッピープログラムを掛け合わせると、楽ラップの購入や自動積み立てで楽天ポイントが貯まります。
やり方はかんたんです。
楽天銀行のハッピープログラムにエントリーして、マネーブリッジとスイープ(自動入出金)を設定すればOKです。
マネーブリッジとスイープの設定に関してはこちら
楽ラップのデメリット
- 元本割れのリスクあり
- 短期間で資産を増やすのは難しい
- NISAでの利用ができない
- スマホアプリがない
- 楽天ポイントが使えない
元本割れのリスクあり
楽ラップは非常に優れたロボアドバイザーですが、投資である以上絶対はありません。
日経平均やニューヨークダウなどの経済指標が変動する以上元本割れのリスクは必ずあります。
運用は必ず余剰資金で行うようにしてください。
短期間で資産を増やすのは難しい
楽ラップは長期運用を目安として売買のプログラムが組まれているため、短期間で資産を増やすのに向いていません。
できれば10年以上を目安に運用できるのが望ましいです。
短期間で資産を増やすことには向いていませんが、長期間運用することでよりリスクを抑え、利益を安定させることができます。
短期間で利益を増やす投資 = リスクが高い投資 |
なので注意してくださいね。
楽ラップは長期運用向きです。
スマホアプリがない
ウェルスナビなどの他のロボアドではスマホアプリが作られていますが楽ラップには専用スマホアプリがありません。
楽天証券のwebサイトからログインしないと確認できないのは若干面倒です。
NISAでの利用ができない
一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの非課税枠で楽ラップを購入・運用することはできません。
NISAの非課税枠では、運用益に対してかかる20.315%の所得税がかかりませんが楽ラップはNISAでの利用ができないので所得税がそのままかかります。
確定申告不要
ちなみに楽ラップでの運用を始める際に『特定口座(源泉徴収あり)』を選んでおけば確定申告をする必要はありません。
楽天証券側で所得税を計算して税務署に納めてくれます。
楽天ポイントが使えない
楽ラップは運用資金や積立金に楽天ポイントを使うことができません。
楽天証券で株式や投資信託の購入には使えるのに楽ラップに使えないのは残念です。
個人的には改善してほしいポイントですね。
楽ラップおすすめな人
こんな人におすすめ
・資産は増やしたいけど何やったらいいか分からない人
・投資の知識がなかったり、経験が浅く相場を読むのが苦手な人
・忙しくて自分で運用できない人、ズボラでめんどくさがりな人
・楽天証券の口座を持ってる人
・楽天系のサービスをよく使う人
楽ラップを始めるには楽天証券の口座が必要です。
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楽天証券 無料口座開設はこちらから
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まとめ
☑︎楽ラップは楽天証券が提供するロボットアドバイザーのサービス
☑︎楽ラップは全部自動で運用してくれるのでほったらかしでOK!
☑︎楽ラップは1万円から始められる
☑︎楽ラップは自動積み立てができる
☑︎TVT機能で急な下落があってもショックを和らげてくれる
☑︎手数料の支払い方法が選べる
☑︎コロナショックがあってもハイパフォーマンス継続中
おまかせ資産運用の楽ラップならほったらかしで運用してくれるので忙しい人でもズボラな人でもOK!
楽天証券の口座があればかんたんに始められます。
楽天証券の口座を持ってない人はまずは無料の口座開設から!!
あなたにぴったりのロボアドが見つかる↓↓
