資産運用に興味はあるけど何から手を付けたらいいか分からない
こんな悩みを解消します。
2019年には老後2,000万円問題がありましたし、トヨタの「終身雇用難しい」発言もありました。
年金の制度も改悪する一方で正直将来に対する不安は大きいです。
そんな現代だからか今、資産運用に興味を持つ人や資産運用を始める人が増えています。
資産運用で資産を増やすことには大賛成ですしみんなやった方がいいと思いますが、運用を誤ると大損することになりかねません。
実際、投資家の9割が負けていると言われています。
なのでどんな投資をするか、どんな運用をするかは超超超重要です!!
この記事では資産運用を始めて見たいけど何から始めたらいいか分からないと言う人向けに
絶対に利用した方がいい制度を用いた投資初心者でも無理なく始められる資産運用をお伝えします。
大損して絶望的な未来を迎えないためにも確実性の高い運用から始めましょう。
・資産運用するなら絶対に利用すべき制度と運用法
・まだまだ不安な人向けのお試し投資
この記事を書いている人 ▶︎ IG
- 運用資金:600万円
- 投資歴:15年
- 運用先:FX自動売買、S&P500、ロボアドバイザー、つみたてNISA、iDeCo、ポイント投資、仮想通貨、外国株
目次
資産運用を始めるならまずは投資信託から
資産運用を始めるならまずは投資信託から始めましょう。
資産運用と聞くと株やFXをイメージする人も多いと思いますが、株やFXはハイスクハイリターンです。
資産運用初心者の人にはおすすめしません。
資産運用は投資信託で始めて、投資の知識や経験を培っていくのがいいと思います。
また資産運用と聞くと100万円とか200万円とかまとまったお金が必要に感じるかもしれませんが、投資信託は積み立てができるので最初から大金を用意するよ必要はありません。
毎月決まった額を積み立てていくだけなので定期預金や保険のような感覚で始めることができます。
投資信託についてはこちら↓
資産運用で絶対に利用すべき制度2つ
投資信託で資産運用を始める上で絶対に利用すべき制度は
- つみたてNISA
- iDeCo
の2つです。
資産運用で絶対に利用すべき制度①つみたてNISA
▷つみたてNISAとは
2018年1月から始まった投資信託専用の非課税制度
通常投資で得た利益にはおよそ20%の税金がかかりますが、つみたてNISAで得た利益は非課税なので税金がかからずまるまるあなたの利益となります。
例えば運用で100万円の利益が出た場合、
普通の投資信託だと203,150円の税金がかかり、手元に入るのは796,850円ですが
つみたてNISAで運用した場合は100万円がそのまま利益になります。
同じ投資信託の運用で同じ利益が出てもつみたてNISAの制度を利用しているのとしてないのとで利益に約20%の差が出てきます。
つみたてNISAで出た利益は非課税なので税金がかかりません。この制度は利用しないともったいないですよね。
また、つみたてNISAは投資信託専用の制度なので資産運用で大切な3つのポイント長期・積立・分散を抑えて運用することができます。
僕的に大事なポイントである「初心者は運用のプロか最新のAI技術に任せた方がいい」もバッチリ当てはまってるのでかなりリスクを抑えた運用ができます。
(資産運用でリスクを抑える4つのポイントについてはこちら)
つみたてNISAの詳細はこちら↓
NISAには
- 一般的なNISA
- つみたてNISA
がありますが
一般NISAとつみたてNISAの併用はできません。
(ジュニアNISAは未成年者のための制度なので今回は省きます)
どちらか1つを選択する必要がありますが個人的にはつみたてNISAを推します。
一般NISAとつみたてNISAで比較してみると色々と違いはありますが、
ポイントとして非課税期間が違います。
一般NISAが非課税期間5年に対し、つみたてNISAの非課税期間は20年です。
どちらのNISAも投資信託は非課税の対象となりますが、リスクを抑えた運用をするには長期・積み立ては大事なポイントになってきますのでつみたてNISAで20年運用するのが方がダントツにおすすめです。
資産運用で絶対に利用すべき制度②iDeCo
▷iDeCoとは
自分で掛けて自分で運用して自分で受け取る自分のための個人年金制度
iDeCoは定期預金、保険、投資信託の中から選んで運用します。
定期預金、保険は元本保証の商品なので掛けた額が目減りすることはありませんが、
投資信託は運用により資産を増やせる可能性もあり、元本割れのリスクもあります。
どれか1つしか選べないわけではなく、掛け金を振り分けていくこともできます。
iDeCoの大きな特徴は
☑︎年金なので60歳になるまで受け取れない
☑︎掛け金が全額所得控除
です。
iDeCoの詳細についてはこちらをご確認ください↓
iDeCoの大きな特徴は掛け金が全額所得控除になることです。
例えば会社員 (30歳、年収500万円) の人が月1万円/年間12万円掛けていくと節税額はおよそ24,000円になります。
掛けた金額が増えるわけではありませんが節税により差し引かれる分が減るので手元に残る分が増える仕組みです。
そのリターンは大きく12万円の掛けで2.4万の節税の場合、投資でいうところの利回り20%と同等の価値があります。
この節税は運用に関わらず掛けた額に適用されるので、iDeCoの運用は投資利回りプラス節税となり、かなりメリットが大きいです。
はっきり言ってこれを利用しない手はありません。
iDeCoにもデメリットはあります。
iDeCoはあくまでも「年金」なので60歳になるまで受け取ることができません。
これは本当に気を付けたいポイントです。
iDeCo運用にあたり元本保証の定期預金や保険も選択可能ですが、利率が圧倒的に低いので手数料負けする可能性は高いです。
所得控除のメリットはありますが個人的には投資信託がおすすめです。
投資信託はiDeCoの場合であってもやはり長期・積み立て・分散がしっかりできるのでリスクを抑えた運用となります。
iDeCoは20歳〜60歳まで掛けていけるので最長で40年運用することができます。
つみたてNISAとiDeCoってどっちをやればいいの?
もしできるなら両方やった方がいいです。
ただし家庭の事情もあると思うので、両方が難しい場合はまずはつみたてNISAから始めましょう。
なぜならイデコは最低掛け金が5,000円なのに対し、つみたてNISAは月々100円から始められます。
最低積み立て額 | 上限 | |
つみたてNISA | 100円〜 | 33,333円 |
iDeCo | 5,000円〜 | 23,000円 |
(iDeCoは会社員の場合)
また、つみたてNISAは現金化するのに3〜4営業日なのに対し、iDeCoは60歳になるまで運用資金を引き出せません。
人生いつなんどき想定外にお金が必要になるか分かりません。
災害、事故、病気、人間関係のトラブル、倒産、リストラ、デキ婚、離婚、引越しなど急遽まとまったお金が必要になることもありえます。
そんな緊急非常事態に「預金は全部iDeCoで積み立ててたのでおろせない」ってなったら大変ですよね。
iDeCoの掛け金全額所得税控除はメリットが大きいのでもちろんiDeCoはやった方がいいのですが、
iDeCoだけやるのはリスクがあるのでバランスを考えれば両方やるのがおすすめです。
ただiDeCoは積立期間がそのまま退職金の所得控除につながるのでiDeCoはiDeCoで1年でも早く始めた方がいいんだよね。難しいところだけど
毎月1万円の投資用余裕資金が捻出できればつみたてNISA5,000円、iDeCo5,000円とかでいいと思います。
個人的には2:1でつみたてNISAにウエイトをおく方が安心かなと思います。
家計の収支をふまえてライフプランニングしてみてください。
ちなみに積み立て額は変更したり、休止したりもできるので安心してください。
積み立て額の変更 | 回数 | |
つみたてNISA | web上 | 何度でも |
iDeCo | 書類 | 年1回 |
※楽天証券の場合
個人に資産運用をしてもらうための制度
つみたてNISAもiDeCoも政府が個人に資産運用をしてもらうために作った制度です。
そのため普通の資産運用するよりもずっと優遇されています。このお得な制度を利用しない手はありません。
まだどちらも始めてない人は今すぐ始めましょう。
まずは無料口座開設から。
資産運用を始めるのが怖い・不安な人には
と言う人にはポイント投資がおすすめです。
ポイント投資とは言葉の通り、ポイントで投資をする方法です。
楽天系のサービスで貯まる楽天ポイントやYahoo!系やファミマの買い物などで貯まるTポイントなどで投資をすることができます。
ポイントだからなくなってもいいなんてことは思いませんが、実際の現金で運用するよりかは気楽に始められるんじゃないかと思います。
資産運用の入り口としてはもってこいなので
「はじめはポイントで運用してみて、良さそうだったりなんとなく感覚が掴めてきたらつみたてNISAやイデコを始めてみる」
っていうのでも全然いいと思います。
金額はわずかでもいいので自分で資産運用をやってみるっていうのが大事です。
ポイント投資でももちろん100Pから始められます。
ポイントで投資信託を購入して、売却すると証券口座に現金として戻されるのでそのまま現金として引き出すことが可能です。
ポイント投資を始めるのにも証券口座が必要です。
何から資産運用始めればいいの?▷まとめ
☑︎資産運用は投資信託から
☑︎絶対に利用すべき制度はつみたてNISAとiDeCo
☑︎つみたてNISAは非課税
☑︎iDeCoは節税効果あり
☑︎iDeCoは年金なので60歳まで受け取ることができない
☑︎つみたてNISAやiDeCoが難しい人はまずはポイント投資から
自分の資産は自分で作る時代。
お得な制度を利用して着実に資産を増やしていきましょう。