トライオートFXの自動売買セレクトの「ハーフ」は資産運用でセミリタイヤしている人たちから一押しされている運用方法です。
「ハーフ」はトライオートFXのウリであった「コアレンジャー」よりも証拠金と含み損を抑えて運用することができます。
含み損を抑えられると言うことはイコールリスクを抑えられると言うことになりますのでリスクを抑えて運用したい人にはおすすめの方法です。
今回はその「自動売買セレクトハーフ」と「自動売買セレクトコアレンジャー」の違いとどちらが良いのかを解説していきます。
トライオートFXのハーフとコアレンジャーの
・証拠金
・含み損
・利益
の違い
ハーフとコアレンジャーどちらがいいのか
この記事を書いている人 ▶︎ IG
- 現在10種類、600万円以上をほったらかしで資産運用中
- 投資歴15年
トライオートFXのハーフとは
トライオートFXのハーフとは想定レンジの中央値を定めて、中央値より下がれば買い注文
上がれば売り注文をする手法です。
レンジ帯を80〜120円、中央値を100円と設定、10円単位で新規・決済の注文を入れるとこのようなチャートになります。
想定レンジで買いか売り、どちらか一方の注文を設定するよりも必要証拠金や含み損を抑えた運用をすることができます。
例えば130円から70円まで下降する局面で”買い”の場合4つのポジションを持つことになります。
逆に70円から130円まで上昇する相場で”売り”の場合4つのポジションを持つことになります。
ハーフの場合はいずれの局面でも2つしかポジションを持たずにすむので証拠金も含み損も少なくてすみます。
ハーフとコアレンジャーの違い
ハーフとコアレンジャーの一番の違いはレンジ帯を広範囲で両建てで狙うか半分ずつで狙うかです。
コアレンジャーの運用方法である「両建て」というのは”買い”と”売り”の両方の注文をすることで相場が上がっても下がっても利益を出すことができる手法です。
相場が上がっても下がっても利益を出すことができるので相場を予想する必要がなく、
注文も自動で繰り返されるのでほったらかしにしておいても利益を積み重ねされると、
FXの自動売買を世に知らしめた運用方法です。
対してハーフの場合は、同時に両建ては行わず買いのレンジ帯では”買い”のみ。売りのレンジ帯では”売り”のみを行います。
相場を予想する必要がないという点ではコアレンジャーと変わりありませんが、
ハーフの場合は相場が中央値に向かって動くときにのみ利益が出るというスタイルです。
トライオートFXハーフの証拠金
先ほどのイラストでもありますように
トライオートFXハーフの場合は中央値から上半分と下半分の注文しか出さないため、
両建てで同じレンジ帯をカバーする注文に比べて半分の注文数ですみます。
結果、必要証拠金も半分以下ですみます。
両建てとハーフだとそもそも注文本数が変わってくるので必然的に必要証拠金も変わってくるんですが、
自動売買レセクトのハーフとコアレンジャーを比較した場合はコアレンジャーはさらにコアレンジ帯の本数が2,000通貨になってるので最大ポジションが違っており推奨証拠金にも違いが出ています。
各通貨ペアの最大ポジションと推奨証拠金をまとめるとこんな感じです。
通貨ペア | 自動売買セレクト | 総注文数 | 最大ポジション(通貨) | 推奨証拠金 |
米ドル/円
|
ハーフ | 70 | 35,000 | 258,573 |
コアレンジャー | 66 | 120,000 | 550,453 | |
ユーロ/円
|
ハーフ | 80 | 40,000 | 320,853 |
コアレンジャー | 81 | 149,000 | 613,274 | |
英ポンド/円
|
ハーフ | 78 | 39,000 | 401,330 |
コアレンジャー | 89 | 163,000 | 1,179,148 | |
スイスフラン/円
|
ハーフ | 58 | 29,000 | 231,786 |
コアレンジャー | 62 | 112,000 | 500,693 | |
カナダドル/円
|
ハーフ | 72 | 36,000 | 245,287 |
コアレンジャー | 67 | 115,000 | 483,166 | |
豪ドル/円
|
ハーフ | 100 | 50,000 | 321,877 |
コアレンジャー | 96 | 168,000 | 1,116,283 | |
NZドル/円
|
ハーフ | 100 | 50,000 | 254,243 |
コアレンジャー | 96 | 173,000 | 595,954 | |
ユーロ/米ドル
|
ハーフ | 58 | 29,000 | 191,681 |
コアレンジャー | 67 | 124,000 | 451,210 | |
英ポンド/米ドル
|
ハーフ | 76 | 38,000 | 380,588 |
コアレンジャー | 64 | 112,000 | 996,805 | |
豪ドル/米ドル
|
ハーフ | 100 | 50,000 | 290,064 |
コアレンジャー | 78 | 127,000 | 929,435 | |
NZドル/米ドル
|
ハーフ | 80 | 40,000 | 180,102 |
コアレンジャー | 75 | 127,000 | 680,123 | |
米ドル/スイスフラン
|
ハーフ | 58 | 29,000 | 206,957 |
コアレンジャー | 62 | 106,000 | 450,816 | |
ユーロ/英ポンド
|
ハーフ | 66 | 33,000 | 268,382 |
コアレンジャー | 66 | 117,000 | 606,744 | |
ユーロ/豪ドル
|
ハーフ | 94 | 47,000 | 400,429 |
コアレンジャー | 86 | 139,000 | 1,320,802 | |
豪ドル/NZドル
|
ハーフ | 56 | 28,000 | 139,269 |
コアレンジャー | 60 | 112,000 | 289,345 |
データ参照:インヴァスト証券
2020年6月28日現在
ハーフの最大ポジションも推奨証拠金もコアレンジャーの半分以下なのが分かります。
証拠金が少なければ、少ない資金でも運用を開始できるので運用者にとっては嬉しいですね。
ちなみに必要証拠金は買いと売りの両建ての場合でも、金額が大きい方のどちらかの証拠金だけが必要となります。
例えば
買いで1,000通貨の注文を15本
売りで1,000通貨の注文を30本
という両建ての注文の場合、必要になってくるのは売りの30本分の証拠金のみとなります。
トライオートFXハーフの含み損
先ほどの推奨証拠金の表を見てもらうと分かりやすいんですが、ハーフの最大ポジションはコアレンジャーの半分以下になっており含み損も少なくてすみます。
1番のポイントはポジションを持ちすぎないということです。
想定レンジの片建てや両建てと比べて半分のポジションですむので一方的な上昇トレンドや下降トレンドの時でも含み損は大きく膨らみません。
なのでロスカットのリスクも少なく安心してほったらかしにしておくことができます。
トライオートFXハーフの利益
レンジ内の変動を狙って利益を出すFXの自動売買。
中央値を基準に”売り”か”買い”で注文を出すトライオートFX自動売買セレクトの「ハーフ」
対して両建てをするコアレンジ帯を設定し、なおかつコアレンジ帯の注文は2,000通貨とかなり利益重視な自動売買セレクト「コアレンジャー」
この2つのセレクトはどちらの方が利益率が高いと思いますか?
公式サイトで発表されている期間収益率を元に利回りを出して比較してみました。
通貨ペア | 自動売買セレクト | 利回り(%) |
米ドル/円
|
ハーフ | 40.8 |
コアレンジャー | 46.3 | |
ユーロ/円
|
ハ | 39.8 |
コ | 45.8 | |
英ポンド/円
|
ハ | 57.4 |
コ | 33.2 | |
スイスフラン/円
|
ハ | 50.0 |
コ | 65.2 | |
カナダドル/円
|
ハ | 33.6 |
コ | 30.6 | |
豪ドル/円
|
ハ | 32.0 |
コ | 13.0 | |
NZドル/円
|
ハ | 36.2 |
コ | 23.2 | |
ユーロ/米ドル
|
ハ | 52.7 |
コ | 40.9 | |
英ポンド/米ドル
|
ハ | 50.5 |
コ | 33.1 | |
豪ドル/米ドル
|
ハ | 26.0 |
コ | 11.0 | |
NZドル/米ドル
|
ハ | 38.6 |
コ | 15.7 | |
米ドル/スイスフラン
|
ハ | 27.2 |
コ | 27.1 | |
ユーロ/英ポンド
|
ハ | 41.8 |
コ | 43.8 | |
ユーロ/豪ドル
|
ハ | 26.5 |
コ | 22.9 | |
豪ドル/NZドル
|
ハ | 33.53 |
コ | 33.49 |
利回り平均
|
ハーフ | 39.1 |
コアレンジャー | 32.3 |
どちらかと言うとコアレンジャーの方がハイリスクハイリターンで利益が出そうな気がしますが、
利回りで見てみると15通貨ペア中11通貨ペアがハーフの方が利益率が高いという結果が出ました。
平均でみてもハーフの方が利回りがよかったです。
FXの自動売買ではコアレンジャーの方が相性がいい通貨ペア、ハーフの方が相性がいい通貨ペア、どちらでも大差ない通貨ペアがあります。
「ハーフの方が利益率が高いから優れている」ではなく、その通貨ペアに合ったセレクトを選ぶことが重要です。
またこの利回りにはコロナショックが少なからず影響しています。
コロナショックの超変動をうまく捉えれた通貨ペアは収益率を大きく伸ばしていますし、逆に超変動を活かせず想定レンジから離れてしまった通貨ペアは収益率が低い結果になっています。
少し余談になりますが5月23にレンジ帯が変更されています。
以前と比べてレンジ帯の幅が広くなっておりコロナショック級の変動がきても利益が出せるようになっています。
ユーロ/豪ドルを例に見てみると以前は
サブレンジ上 | 1.663〜1.685 |
コアレンジ | 1.568〜1.652 |
サブレンジ下 | 1.535〜1.557 |
となっていましたが現在は
サブレンジ上 | 1.6905〜1.9245 |
コアレンジ | 1.576〜1.6775 |
サブレンジ下 | 1.485〜1.563 |
となっていますので今後の利益率に多少なりとも影響が出そうです。
詳細はコアレンジャーユーロ/豪ドルの実績をご確認ください。
このデータはあくまで過去シュミレーションの結果であり、将来の利益を保証するものではありませんのであくまで参考程度としてください。
トライオートFXハーフこんな人におすすめ
・少ない資金で運用を始めたい
・リスクを抑えて運用したい
・英ポンド/円
・豪ドル/円
・NZドル/円
・ユーロ/米ドル
・英ポンド/米ドル
・豪ドル/米ドル
・NZドル/米ドルで利益を狙いたい人
\トライオートFXをまだ始めてない人はこちらから/
まとめ
・ハーフは少ない資金で始められる
・一方的なトレンド相場でも含み損が少ない
・平均でみるとハーフの方が利回りがいい
・通貨ペアに合ったセレクトを選ぶことが重要
少ない資金で始められるのはとても大きなメリットですね。
ポジションや含み損が少ないのも有り難いです。
トライオートFXで自動売買を始めるなら「ハーフ」の方が資金効率がよくおすすめです。
\トライオートFXハーフで利益を積み重ねてみる/