今資産運用に興味を持つ人が増えています。
本業が少しずつ稼ぎにくくなり、しかも物価や消費税が上昇していく現在で資産運用で資産を増やすことはかなり必須となってきています。
もちろん僕も資産運用をしています。
ですがイキナリ資産運用を始めようと思ってもどうやって始めたらいいか分からないですよね。
この記事では資産運用を始めてみたいけどどうやって始めたらいいか分からない人向けに資産運用の始め方を紹介しています。
ぜひこの記事を参考に資産運用の第一歩を踏み出してみてください。
記事の内容
✔︎前半は資産運用を始める前に知っておきたいリスクとリターンの関係性
✔︎後半はおすすめの資産運用の始め方
☑︎ウェルスナビ
☑︎投資信託
☑︎つみたてNISA
☑︎iDeCo
この記事を書いている人 ▶︎ IG
- 運用資金:600万円
- 投資歴:15年
- 運用先:FX自動売買、S&P500、ロボアドバイザー、つみたてNISA、iDeCo、ポイント投資、仮想通貨、国内外株式など
目次
資産運用を始める前に
資産運用の目的
ファイナンシャルプランナーの方に資産運用の相談をすると
『いつ、何に、いくらくらいお金が必要なのかを想定しライフプランを立て、目標となる金額を決めましょう』的なことを言われそうですが、僕は
✔︎単純にお金が欲しいから
✔︎暮らしを少しでも良くしたい
程度でもいいと思います。
人生お金が全てではないと思いますが、お金があることで人生の選択肢が増え、自由度が広がり、より安全に安心に快適に過ごすためにも必要だと思っています。
また金銭的に余裕があると心にも余裕ができ、パートナー、家族、友人、その他周りの関わりの深い人の関係性も良くなると思いますしより充実した人生を送ることができると思っています。
僕の場合は雇われの労働から開放されたいと思っているのでお金がお金を稼ぐ状態を目指しています。
そんなわけで資産運用をする理由や目的なんてものは単純に「お金が欲しいから」でいいと思います。
資産運用のリスクとリターンの関係性
資産運用を始める理由はテキトーでOKですが資産運用を始める前にリスクとリターンの関係性については知っておきましょう。
図にあるようにリターンを大きくしようとするとリスクも大きくなります。
「ハイリスク・ハイリターン」ってやつです。
逆にリスクを小さくしようと思うとリターンも小さくなります。
「ローリスク・ローリターン」ってやつですね。
ローリスク・ハイリターンな投資があればいいんですが、基本的には資産運用ではこの関係性が成り立ちます。
投資リスクは低いことに越したことはありませんが、元本保証の商品ではあまり利率は望めません。
ご存知の通り定期預金では金利0.2〜0.3%ほどです。
100万円を1年間預けて3,000円増える程度です。
いきなりハイリスク・ハイリターンの運用をする必要はありませんが、元本割れのリスクを承知で少しはリスクもとっていかないと資産を増やすことはできません。
こういう言い方をするとかなりリスキーで損をするようなイメージをしてしまうかもしれませんが、勝てば2倍、負ければ0というようなギャンブルではありませんのでうまくリスクと向き合っていきましょう。
※ハイリスクな投資と大暴落が重ねれば0になる可能性もあります。
ただし、リスクを抑える方法はありますのでリスクを抑えた上でリスクをとりつつリターンを取りにいきましょう。
資産運用でリスクを抑える方法はこちら↓↓
初めのうちはミドルリスク・ミドルリターンの投資がおすすめです↓↓
おすすな理由は初心者向けの資産運用6選|おすすめのほったらかし資産運用に記載しています。
こういう人も多いと思います。
そんな人はこちらの記事を読んでみてください↓↓
資産運用を始めるには
▷まずは口座開設から
資産運用を始めるには証券会社や投資ツールを提供している会社の専用口座が必要です。
普通の銀行の口座では資産運用はできません。(一部できるものもあります)
まずは証券会社等の証券口座や専用口座を作りましょう。
またNISAやiDeCoを始める場合は証券口座と合わせてNISA口座、iDeCoの専用口座が必要となります。
今回は先ほどおすすめとして紹介した資産運用の始め方の解説をしていきますが随時更新していきたいと思います。
資産運用の始め方【ウェルスナビ】
まずは資産運用初心者の方にもっともおすすめなウェルスナビ(ロボアドバイザー)の始め方を解説していきます。
ウェルスナビは上の図にもあるように3ステップで運用を開始することができます。
①口座開設
②入金
③運用プランを決める
ウェルスナビの詳細はこちら↓↓
ウェルスナビなら資産運用始めるのにぴったり|すごすぎる10の特徴
①ウェルスナビの口座開設
ウェルスナビで運用を始めるためには専用の口座が必要となります。
まずは専用の口座を開設しましょう。
☑︎メールアドレス
☑︎出金先の口座番号
☑︎マイナンバーカード
もしくは
☑︎マイナンバー通知カード & 運転免許証
※スマホのクイック本人確認の場合は上記2パターン
その他の本人確認書類
・運転免許証 + マイナンバーが記載された住民票の写し
・パスポート + マイナンバー通知カード
・パスポート + マイナンバーが記載された住民票の写し
①まずはウェルスナビの公式サイトから口座開設
②メールアドレスを入力
③ユーザー登録
登録したメールアドレスに届いた認証コードを入力しパスワードを決め、ユーザー登録をします。
※パスワードは8文字以上、25文字以下で大文字、小文字、数字を含む必要がありますので注意してください。
④電話番号、職業、投資経験、出金先の口座情報の入力
⑤本人確認書類のアップロード
スマホでのクイック本人確認ではマイナンバーカードかマイナンバー通知カード+運転免許証のみとなりますのでご注意ください。
⑥口座種類の選択
・特定口座(源泉徴収あり)
・特定口座(源泉徴収なし)
・一般口座
口座の選択では上記の3口座から選択します。
特定口座(源泉徴収あり)はウェルナビ社があなたに代わって税金を納めてくれるため確定申告の必要がありません。
特定口座(源泉徴収なし)と一般口座の場合は確定申告が必要となります。
特別な理由がなければ手間のかからない特定口座(源泉徴収あり)を選択しましょう。
⑥確認事項のチェック
「反社会的な勢力ではないこと」「日本に居住し米国人ではないこと」にチェックをして申し込みボタンをクリックすれば口座開設の申し込み完了です。
②入金
口座開設の申し込みが完了するとウェルスナビから簡易書留が発送され、
その簡易書留を受け取ると受け取り確認のメールが届きます。
このメールを受け取るとウェルスナビにログインできるようになりますので、登録したメールアドレスとパスワードでログインしましょう。
ログインができたらあと2ステップ。
『入金』と『運用プランの決定』はどちらの順番でもOKですがここでは入金から解説します。
上記の銀行からはクイック入金が可能です。
クイック入金は振り込み手数料無料です。
上記の銀行以外は他銀行からの振り込みとなります。
ウェルスナビ社がユーザー毎に口座を用意しているのでその口座に振り込みます。
この時の振り込みにかかる手数料はユーザー(あなた)の負担となりますのでご注意下さい。
上の画像では30,000円から入金できるという記載がありますが運用開始時の必要金は10万円です。
③運用プランを決める
入金が完了したら次に運用プランを決めましょう。
『運用プラン診断』のボタンから運用プランの診断ができます。
・年齢
・年収
・金融資産
・毎月の積み立て額
・資産運用の目的
・株価が1ヶ月で20%下落したら
質問に答えると下図のような感じでリスク許容度と運用プランを診断してくれます。
プラン診断によりリスク許容度を決定します。
②の入金と③の運用プランを決める(リスク設定)が終わればあとはウェルスナビが勝手に運用を始めてくれます。
\今すぐウェルスナビを始めて見る/
資産運用の始め方②投資信託
続いて投資信託の始め方を解説していきます。
という人はこちらをご覧下さい↓↓
投資信託を始めるには証券会社の証券口座が必要です。
まずは証券口座を購入し、投資信託のファンドを購入しましょう。
いま証券口座を開くなら圧倒的にネット証券がおすすめです。
ネット証券は基本的にネットで全て完結するため手間がかかりません。それもあってか取引にかかる手数料が大手証券会社よりも安いです。
口座開設もスマホで完結するし、専用のアプリがあるので注文や市場の動向を探るのもとてもスムーズで使い勝手が良いです。
ネット証券のおすすめ4社
僕は上記4社の証券口座を持っていますが、楽天証券が1番使いやすく、楽天ポイントでも投資ができるのでメインで使っています。
今回はその楽天証券の口座開設の解説をしていきます。
①楽天証券の口座開設
※本人確認書類としてこの中から1つ
■運転免許証【表/裏】
■住民票の写し
■印鑑登録証明書
■各種健康保険証【表/裏】
■住民基本台帳カード
■パスポート
■在留カード
■特別永住証明証【表/裏】
■個人番号(マイナンバー)カード(通知カードは不可)
まずは楽天証券の公式サイトから口座開設をクリック
メールアドレスを登録し本人確認を済ませると個人情報の入力となります。
楽天会員の人は楽天のIDでログインすると登録情報がそのまま反映されるので個人情報を入力する必要はありません。
全ての情報を入力し、申し込みボタンをクリックすれば申し込みは完了となります。
②入金
登録したメールアドレスにログインの情報が届くのでそれを元にログインしましょう。
まずは取引暗証番号の登録などの初期設定をします。
初期設定が終わったら入金しましょう。
下記の銀行からだとリアルタイムで入金が反映されるし手数料もかからないので便利です。
銀行を選んで振り込みをしましょう。
上記にない銀行の場合は自分で楽天証券宛に振り込む形になります。
③投資信託の購入
入金ができたら早速投資信託を購入してみましょう。
トップ画面の『投資信託』をクリックします。
スポット購入というのが通常(一度)の注文です。
積み立て設定も可能です。
投資信託は2,700本以上あるのでランキングやスーパーサーチを使って探すと便利です。
購入するファンドが決まったらスポット購入ボタンを押し購入画面に進みます。
買付金額に金額を入力して購入します。
最後に注文内容を確認して確定すれば注文完了です。
資産運用の始め方③つみたてNISA
つみたてNISAを始めるには証券会社の証券口座とそれとは別でNISA口座が必要です。
つみたてNISAはかんたんに言うと投資信託の積み立てです。
ただし普通の投資信託と違うのは
✔︎非課税 (利益に税金がかからない)
✔︎金融庁が厳選した150本から選択
と言う点です。
普通に投資信託で積み立てをするのなら120%つみたてNISAで積み立てした方がいいです。
つみたてNISAの詳細はこちら↓↓
それではつみたてNISAの始め方の解説をしていきます。
①②総合口座とNISA口座の開設
先述したようにつみたてNISAを始めるには証券口座とNISA口座が必要です。
楽天証券の口座を持ってない人は総合口座とNISA口座を同時に申し込むことができます。
すでに楽天証券の総合口座を持っている人はNISA口座を開設して下さい。
どちらも楽天証券の公式サイトのNISAのカテゴリの
NISA口座開設メニューからすすめて下さい。
口座開設までは4ステップですがご自身でやって頂くのはNISA口座の申し込みのみです。
総合口座とNISA口座ができたら『口座開設投資信託の②入金』と同じ方法で入金して下さい。
楽天銀行との自動入金機能「マネースイープ」を設定しておくといちいちお金を移さなくてもいいので非常に便利です。
僕は楽天カードに設定してるので楽天ポイントも貯まってます
③積み立て設定
最後につみたてNISAの積み立て設定をします。
トップページのメニュー『NISA・つみたてNISA』から『ファンドを探す』をクリックします。
『ファンド一覧から選ぶ』と『パッケージから選ぶ』が選べます。
初心者の人は最初はパッケージから選ぶでいいと思います。
『パッケージから選ぶ』を選択すると下図のようにタイプ毎に選べるので自分の運用スタイルに合うタイプを選んでみて下さい。
設定するファンドが決まったら『積立注文』をクリックして積み立て設定を行います。
注文設定ではまず引き落とし方法を選択します。
証券口座からの引き落としか、
楽天カードの決済か、
楽天銀行の決済とするのか選択できます。
あとは積み立てるタイミングです。
毎月の積み立てにするか、毎日の積み立てにするのか選べます。
あとは『いくら積み立てるのか』と『分配金の受け取りコース』を選択します。
分配金の選択は『再投資型』がおすすめです。
最後に目論見書を確認して申し込めば積み立て設定完了です。
これで投資信託の積み立て投資が始まりますので資産家への第一歩となります。
資産運用の始め方④iDeCo
iDeCoを始めるにはつみたてNISAと同様に総合口座とiDeCo口座を開設する必要があります。
iDeCoは下記の3つから選べますが定期預金や保険は手数料分だけ損するので投資信託の方がおすすめです。
- 定期預金
- 保険
- 投資信託
iDeCoの詳細はこちら↓↓
それではiDeCoの始め方を解説していきます。
①②総合口座とiDeCo口座の開設
iDeCoもNISAと違い、総合口座がなくてもiDeCo口座を開設することができます。
ただし総合口座もあった方が圧倒的に管理が楽なので総合口座と合わせて開設するのをお勧めします。
iDeCo口座はネット申し込みではなく申し込み書類を請求して書類での申し込みとなります。
iDeCo口座開設の流れ
- 総合口座開設 (※必須ではない)
- 申し込み書類の請求
- 必要書類の記入と送付
- 開設完了通知
- 初期設定
- 掛け金の配分指定
・基礎年金番号
・iDeCo引き落としの口座情報
・印鑑 (引き落とし口座の届出印)
まずは楽天証券の公式サイトから総合口座を開設します。
総合口座開設後に申し込み書類の請求をします。
僕の場合は3日で届きましたが申し込み書類は5日〜10日かかることもあります。
返却書類
☑︎個人型年金加入申込書
☑︎預金口座振替依頼書 兼 自動払込利用申込書
☑︎事業所登録申請書 兼 第2号加入者に関わる事業主の証明書
・加入者月別掛金額登録・変更届 (選択した場合)
書類に必要事項を記入して返送すれば申し込みは完了です。
iDeCoは運用開始まで1〜2ヶ月ほどかかるので気長に待ちましょう。
③初期設定と掛け金の配分指定
申し込み書類の発送が完了すると審査が行われ、無事審査が通ると口座開設完了です。
口座開設のお知らせが届いたら初期設定を行います。
初期設定といっても超難しいことはありません。
お知らせに記載してある口座番号とインターネットパスワードを入力するだけです。
初期設定ができたら最後に掛け金の配分指定を行います。
自分の掛け金(積み立てる金額)をどの商品に何%ずつ振り分けて行くかを指定しましょう。
合計が100%になるように指定下さい。1つの商品に100%掛けても大丈夫です。
掛け金の配分指定が完了したらiDeCoの設定完了です。
これであなたの老後の資産は着実に積み重なっていきます。
資産運用の始め方ーまとめー
☑︎資産運用のリスクとリターンの関係を知っておこう
☑︎資産運用には専用口座や証券口座が必要
☑︎まずは口座開設から始めよう
☑︎口座開設無料
長文でしたが最後まで読んで頂きありがとうございました。
あなたが資産運用を始めるのに少しでも参考になれば嬉しいです。
今後投資信託、つみたてNISA、iDeCoのおすすめのファンドの記事も書いていきますのでぜひチェックしてみて下さい。
資産運用と聞くと損する・リスクが高いと言うイメージをお持ちの人も多いかと思います。
確かに資産運用・投資にリスクは付き物ですが物価が上昇しているにも関わらず賃金が上がらないような現代においてはリスクを取らないことがリスクです。
もちろん初心者が闇雲に手を出せば痛い目に遭う可能性が高いですが、リスクを抑えた運用をすれば初心者でも資産を増やすことができます。
こちらの記事では
🔰初心者でもできるほったらかしでOKのおまかせ資産運用を紹介しています↓↓
アインシュタインが『人類最大の発明』と称したあの運用法を実践すれば雪だるま式に資産が増えていきます!これを使わないなんてもったいない!