ブログの表示速度が遅いと読者から良い評価を得られません。イコールSEO的にも良い評価は得られません。
本記事ではブログの表示速度の重要性と高速化のための対策を紹介します。
あなたのブログが高速になったからと言って検索順位が劇的に上昇するとは言い切れませんがSEO内部対策は重要です。
外部対策の代表である被リンクはコンテンツの質が良かったり、
そもそも記事が読まれないと増えませんが内部対策は自分がやるかやらないかです。
やるだけでgoogle先生に評価され、結果、上位表示に繋がるのでやれることには万全を期しておきましょう。
目次
ブログの表示速度の重要性
自分のブログを上位表示させるにはgoogleに好まれることが絶対条件であることは周知のことと思いますが、
googleはこう公言しています。
遅いより速い方がいい。
引用元:googleが掲げる10の事実
常に読者の悩みや疑問を素早く解決したいgoogleは記事の中身もそうですが表示速度自体も重要だと考えている訳です。
結果、表示速度が速い方が上位表示されやすくなります。
また、以下は大手企業の表示速度に関する調査結果です。
ページの反応が0.5秒遅くなるとアクセス数が20%低下する
Amazon
ページの表示速度が0.1秒遅くなると、売り上げが1%低下する
米Aberdeen Group
スピードが1秒遅くなるとページビューが11%、コンバージョンが7%、顧客満足度が16%低下する
Ping dom
ユーザーが待つのは2秒まで。読み込み時間が3秒を超えるとPVがガクンと下がり、直帰率が急増する
またgoogleのディープラーニングは次のように予測しています。
・表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇
・表示速度が1秒から5秒に落ちると、直帰率は90%上昇
・表示速度が1秒から6秒に落ちると、直帰率は106%上昇
・表示速度が1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上昇
・表示速度が1秒から10秒に落ちると、直帰率は123%上昇
つまりブログの表示速度がほんのちょっと遅いだけで、PVが低下し、直帰率が上がり、売上が下がるんです。
表示速度がちょっと遅いだけで売上が下がるなんて一大事ですよね。
一大事というのはちょっと大げさかもしれませんが表示速度がSEOに影響し、
PVや売上にも関わることは明らかなので遅いかも!?って思ってる人は改善しましょう。
何秒だと速くて何秒だと遅いの?

じゃあ何秒だと速くて何秒だと遅いの?って話ですよね。
ユーザーが待つのは2秒まで
読み込み時間が3秒を超えるとPVがガクンと下がり、直帰率が急増する (Ping dom調査)
参照:Beyond
Ping domというウェブサイトを監視するサイトの調査ではユーザーが待つのは2秒までとしています。
あなたのブログの表示速度はどれくらいでしょうか?
無料のサイト速度測定で表示速度を測ってみてください。
このブログの表示速度
表示速度を気にする前はめちゃめちゃ遅かったんですが、高速化対策を行ったところ、
かなりスピードUPしました。
PageSpeed Insightsの結果


モバイルでのパフォーマンスが98
コンディションにもよりますが常時90以上です。(パソコンは100)
First Contentful Paintが1.5秒
WEB PAGE TESTの結果

First Contentful Paintは0.764秒を記録
Test My Siteの結果

最速で1秒以下、一番遅いと測定したツールでも2秒という結果が出ています。
計測ツールにより分析する項目が異なりますし、コンディションによっても結果が変わってくるので複数のサイトでチェックしてみてください。
これらのツールはめっちゃ親切なことにあなたのブログ表示速度だけでなく改善点も教えてくれるので有効に活用しましょう。

ブログ高速化のためにやったこと

✔︎画像の圧縮
✔︎不要プラグインの削除
✔︎ブログテーマの削除
✔︎トップページの見直し
手取り早く手がつけれて改善効果が大きいのがこの4つです。
画像の圧縮
僕は今回ブログ高速化の対策をするまで全く気にしてませんでしたが、画像の容量が大きいと読み込みに時間がかかります。
画像は必ずJPEGで保存し、圧縮してから挿入しましょう。容量の目安は100KB以下です。
圧縮には僕がいつも使っているパンダくんのサイトが便利です→TinyJPG

有料版もありますが無料版で十分です。無料版だと1つの画像が最大5MBまでなので5MB以上の画像は別の方法で一旦小さくする必要があります。
またアイキャッチ画像の作成にcanvaを利用してる人も多いと思いますが、有料版だとデザインのサイズ変更や画像の圧縮サイズを設定できるのでかなり便利です。

不要プラグインの削除
プラグインはホントに便利であの機能も欲しい、この機能も欲しいとついつい入れがちになってしまいますが、
プラグインも読み込みが遅くなる大きな要素の1つなので不要なものは削除しましょう。
あれ?こんなプラグイン入れたっけ?どんな役割なんだろ?ってなるのはあるあるだと思いますが(僕だけ?)
僕の場合、「こういう機能を付け足したい」って時にプラグインを導入し、
狙った感じにならなかったらまた別のプラグインを導入しって感じで複数のプラグインを導入し
最終的にどのプラグインが生きててどのプラグインが実は意味をなしてないのか分からなかったりしました。
テーマを変更する時も、新テーマには既存プラグインの機能をはじめから備えてるものもあり、機能被りすることもあるので
テーマを変更する時は新旧テーマの機能をしっかり把握しましょう。
高速化にあたり削除したプラグイン
- Add To Any Share Butons
- Follow Us Badges
- Link Checker
- Simple Map
- Favicon Rotator
- 画像ウィジェット
・AddQuicktag
・Akismet Anti-Spam(アンチスパム)
・BackWPup
・Classic Editor
・Code Snippets
・Contact Form 7
・Customizer Export/Import
・Easy Affiliate Links
・Edit Author Slug
・Google XML Sitemaps
・Pz-LinkCard
・ShortPixel Image Optimizer
・Table of Contents Plus
・TinyMCE Advanced
・UpdraftPlus – バックアップ/復元
・WordPress Visual Icon Fonts
・WP Multibyte Patch
・WP Rocket
・WP Sitemap Page
テーマの削除
不要なテーマも削除しましょう。
今僕はJINを使っていますが、JIN以外は全て削除しました。
もう使わないなっていうテーマは削除でOKです。
トップページの見直し
トップページはそのサイトの顔なので色々と装飾したくなりますが、高速化するのであればなるべくシンプルにしていきましょう。
僕は人気ブロガーに備わってる自分のTwitterのツイートが流れるやつが
カッコいいと思って真似してましたがアレはけっこう重たいので高速化を目指してる人は外した方がいいです。
こういうやつね。
あとアドセンス広告も何気重たいので控えめにした方がいいです。
(僕はトップページにアドセンス広告は貼っていません)
上記の4項目ならわりとサクッとできてわりとスピードUPします。
さらに高速化するために
さらに高速化するためにはキャッシュのクリア、無駄なHTML、CSS、JavaScriptの削除等々中級者レベル以上の改善をする必要があります。
で、結論から言うと僕はお金の力
で解決しました。
- 有料プラグインの導入
- プロに依頼
画像の圧縮やプラグインの削除でも表示速度は早くなります。
僕の場合PageSpeed Insightsで「0」だったのが「30台」くらいまで上昇しました。
ただそこから先がなかなか改善できませんでした。
測定ツールが改善箇所を教えてくれるのですが、CSSの削除ってなに?JavaScriptってなに?って感じで難航しました。
色々な方のブログを参考にやってみましたが、そもそもバックアップのとり方も分からないレベルだったので
下手にいじって取り返しのつかないことになったらどうしようっていう不安と
無駄に時間を浪費するよりもお金で解決した方が早いと感じ有料プラグインを導入。
同様の理由で高速化のプロにも依頼しました。
- ShortPixel Image Optimizer (有料プラン)
- WP Rocket (有料)
ShortPixel Image Optimizer
月100枚までの画像を圧縮できる無料のプラグインです。
以前はEWWW Image Optimizerというプラグインを使っていましたが、ShortPixel Image Optimizerの方が圧縮が強力なのでこちらに切り替えました。
このプラグインでは月100枚までの画像なら無料で圧縮できますが、有料プランにすることで圧縮できる枚数を増やすこともできます。
プラン | 圧縮できる枚数 | 金額 |
無料プラン | 月100枚まで | 無料 |
ショートプラン | 月5,000枚まで | 4.99USドル |
ロングプラン | 月12,000枚まで | 9.99USドル |
一度きりプラン | 1回10,000枚 | 9.99USドル |
僕は月100枚だと足りないのでショートプランにしています。
このShortPixelは過去の画像も含めて自動で圧縮してくれるのでかなり手間が省けます。
月額契約ではなく1回こっきり10,000枚っていうプランもあるので、最近は圧縮してるけどブログ立ち上げ当初は画像を圧縮してなかった人とかでも楽できます。
ShortPixel Image Optimizerのダウンロードはこちら
最強の高速化プラグインです。
キャッシュ、HTML、JavaScript、CSSファイルを自動で縮小、最適化してくれます。
また画像は、ユーザーがページを下にスクロールした時にだけ読み込むので
ページの読み込み時間が短縮されます。
これはYouTube、Facebook、Yahooなど大手IT企業も使用している手法です。
1サイト49USドルと有料ですが、CSSとかTTFBとか訳分かんないよねって人には超絶役に立ってくれます。
もし満足できなかったら購入してから14日以内であればキャンセル・払い戻しが可能なのでお試しでやってみるのもアリです。
WP Rocketのダウンロードはこちら
高速化のプロに依頼
ブログの高速化に費やす時間があったら記事書きたいなって思い、
でもSEO内部対策でやれることは全てやっておきたいって思い、スキルシェアさんに依頼しました。
スキルシェアさんはwordpressの高速化を手がけている高速化のプロです。彼の速度は桁が違います。
JINテーマで高速化しているんだけど(複数のサイト)自分史上最速と思われる速度が出たw
速度:0.09秒(93ミリ秒)
サーバーはエックスサーバー pic.twitter.com/bwgEwbIxwd— スキルシェア⚡WordPress高速化してます (@skillsharejp) July 4, 2019
@skillsharejp | |
サイト | 1秒を目指すWordPress高速化 |
料金 | 3万円〜 |
サイトで高速化の実績も紹介してるので気になる方はチェックしてみてください。
スキルシェアさんに依頼した結果、30台そこそこで伸び悩んでいた表示速度のスコアが一気に90台まで上昇しました。
「ブログ高速化」と調べれば高速化対策の記事がたくさん出てくるので自力で頑張りたいという方はそれもアリだと思いますが、
僕は多分何十時間かけても自力では今の表示速度に到達できなかったと思うので依頼してよかったです。
3万円という金額は決して安くはないですけど、時間が一番大切だと思う人は外注できることは外注していきましょう。
僕的にはどうせ依頼するならもっと早く依頼すればよかったって感じです。
効率よく収益化していきたい人はぜひ。
スキルシェアさんに高速化の見積もり・問い合わせはこちら
まとめ
・ブログの表示速度が遅いと読者目線的にもグーグル目線的にもNG
・ユーザーが待てるのは2秒まで
・あなたのブログ表示速度がどれくらいかチェック!!
・画像の圧縮は必須
・不要なプラグイン、テーマは削除
・お金で解決するのも1つの手
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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